女性は自由になったのか?

セックスが解放された今、「メル友出会い社会の中での女の生き方の選択肢の幅が広がり、セックスのモラルが変化した今日でも、依然変わらないのは、結婚指輪と恋愛が大半の女性の憧れと騙し無し出会い系サイトへの関心事であり続けているということです」(マダム・クロード)確かに、女の人生は、ヴァラエティに富むようになりました。マダム・クロードは、避妊用ピルがその大きな理由だと言っています。セックスという言葉が日常で使われるようになったのは、ほんの四〇年はど前。きっとこの本を読んでいる貴女のお母様やお祖母様の若い頃は、セックスについての知識もあまりなく嫁いでいかれたことでしょう。その昔、セックスという行為の中で女性が快楽を味わうことがないのは当たり前でした。 マダム・クロードも言っています。「私の世代やそれ以前の世代の女性は、セックス行為を結婚の義務と思っていました。それは、性は分かち合う悦びをもたらす罪であるとする、何世紀にもわたる宗教(キリスト教)の影響によるものでしたけど」こうして、女性は結婚するとこの重労働を受け入れました。何故ならそれは男性が喜ぶことだったからでした。少し目を閉じて、終わるまで待つ、そんな時代が続きました。それから、突然、 一九六〇年代末に結婚前のセックスがタブーでなくなり、自由にセックスを楽しむ性革命がやってきました。でも、四人のうち二人の女性は、突然すぎて、何が起きたのかわからなかった。この動きの外にいる女性は、愚かなそして遅れた女性として扱われたというのです。「あの解放運動があったからといって、男性が器用になったというのでもないし、また、女性のパートナーと共に、 一緒に快楽を分かち合おうとする男性が増えたわけでもなかったわ」(マダム・クロード)